このブログを立ち上げての悩みどころは記事をたくさん書けないことです。
ここは先達の意見を聞くに限るとこちらのご本を。想像以上にヨスさんは優しくそしてビシッと叱咤してくださいます。
読了したと思っても、QRコードから飛べる特典pdfが付録の域を超えています!まだ読み切れません!
『読まれる・稼げる ブログ術大全』 ヨス 日本実業出版社
ヨッセンスのヨスさんが、ブログの森に闖入してきたわたしのような素人に分かりやすく、意識的なこと、技術的なこと、将来的なことを解説してくださる本だ。ほかのブロガーさんのご紹介もあり、そちらを拝見するとちょっとへこむ。みんな凄すぎて。
読めば読むほどあふれるイクラ丼のような内容量だ。実際に書籍からあふれた80ページ分がpdfデータで読める。
流し読みしただけでは身につかないので、重要事項を学生並みにノートに書きだしている。デジタルのこともアナログな学習法で頑張る。
書評ブログはやっていけるのか
書評ブログをもくろんでいる(?)すいすいブックスなので、書評に関する文章は最重要だ。
「内容をほとんど語っていなくても、その本や映画を見たくなるように書く」p44
実際におすすめした書籍を読んでほしいという思いからこのブログを書いているため、この矛盾をはらんだ命題はズシンときた。横断幕にして部屋に貼ったほうがいい。
読者にとってどこまでがネタバレなのかという問題がある。主人公の人となりを説明されるのも嫌かもしれない。どんなことが起こるのか読む前から知りたくない人もいるだろう。そのさじ加減が難しい。
ラジオで映画や小説のレビューを聴くことがあるが、「そこまで言うのね」と思うほど踏み込んだ内容を語っていることも多い。ブログ記事を書きはじめてから、メディアの表現を気にすることが増えた。
それに付随してp265で紹介された「cinemas PLUS」のヤギシタシュウヘイ氏は、クールな文体で映画やドラマの論評をされているが、画像と共に内容に踏み込んでいても「観てみたいなぁ」と思える。ヤギシタ氏はもともとブログで映画論評されていたとのこと。その実績によって松竹さんからお声がかかったという。ブログドリームとはこのことだ。
見出しの扱いが難しい
見出しは単に読者が見やすいようにつける装飾だと思っていた。だが違った。見出しは下に続く文章の要約である。そのうえでGoogleさまが「このブログは階層だてて構造的に構築しておるな」と判断する目安になっているとのことだ。
「Googleは超・構造マニア」p192
意識的に記事のなかを構築していくことが、検索順位を上げるうえで重要になるとのことだ。Googleに評価されやすいということは、読者が便利だと感じるということだという。記事の堂々巡りをしてしまうサイトは自分のweb筋肉が弱いこともあるが、構築も甘いのかもしれない。自分ごととして考えたい。
このページでは意識的に見出しを入れている。今後の記事にも生かせるようにしたい。(試しにプレビューを見たら目次が作成されている! 自分でこしらえるものだと思っていたが、見出しをうまく使うと目次も立ててくれるのか!…WordPressを知らなすぎる。WordPressが賢すぎる。)
書評の専門家に俺はなる
自分の専門領域に関する「有益な情報」を発信し続けてこそ、仕事の依頼につながる。p267
すいすいブックスはWEB上の本屋さんという位置づけなので、紹介した本を実際に読んでもらうのが第一義の目標だ。
ヨスさんはその上を目指すように勧める。読者をリンクから別ページに向かわせるのはもったいないことだと。「自分の宣伝」ができるのが、ブログの意義であると。
- 検索意図を考える
- 有益な情報を発信する
- 信頼できる専門家として認知される
画面の向こう側の読者の判断材料は「記事の内容」その一つのみ。ともかく魂を込めて書評を書くこと、それに尽きるのだろうな。
chapter8-6 のこのページを読んで、私の方向性が決まった気がした。
(ワンピースは読んだことがない)
全ての経験が糧になる
ローカルブログをやってみたいとも思いも生まれた。巻末で紹介されていた「愛しの糸島ライフ」を運営されている本橋へいすけ氏の言葉はどれも金言だ。
「ブログのスキルを身につけると、すべてがうまくいく」 p336
検索ページの上位に自分のサイトを表示させる技術をSEOというが、本橋氏によるとこの対策こそが「究極のお客様対応」だとのことだ。読者のニーズを考えぬき、すくい上げ、多様な情報を網羅して記事を書き上げる。読者への対応がすなわちGoogle対応にもなっているという考えだ。
楽しいページにも優しく教えてくれるサイトにも、深いリサーチと親切さが潜んでいるのだろうな。日々Googleに質問をして、様々なページで詳しく教えてもらうのは、全てどなたかの努力のたまものなのだ。
続けること、ただ続けること
毎日記事を書くように、というのがヨスさんにかぎらず成功したブロガーさんのお言葉だ。なかなか難しい。一記事書くのに時間がかかる。指が動き出すまでの助走が長い。
それを克服するのもきっと続けることなのだ。それに尽きる。地道に積み上げていこうと思っている。
きっと何度もくじけるだろうから、そのたびにこの本を開くことになると思う。ヨスさんありがとうございます。
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