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左右社『仕事本』。コロナ禍に何を思う。

仕事本 本が読みたくなる
仕事本

今回ご紹介するのは2020年6月に出版された本です。
コロナ禍、初の緊急事態宣言が発令された日本の人々がそれぞれ何を考え何をして暮らしたのか、を読む本です。
執筆された方々、そして相当な早さで流通に乗せた出版社さんの意気込みにまずは感服するのです。

『仕事本』左右社編集部 左右社

 

2020年の4月、皆さんは何をしていただろうか。

 

日本国中、天地がひっくり返る騒ぎとなり、皆買い出しを済ませて家に引きこもっていたあの春のことだ。

この奇怪な時代の始まりの1ヶ月の日記をまとめた本である。さまざまな立場の人たち77人が書き留めた日常が記されている。著名人の文章もあるが多くは市井の人々のそれである。

タイトル通りこの本はコロナ禍における自分の立ち位置と仕事について書かれた日記なのだ。

政治に体制に怒っている人もいれば、日々淡々と過ごす人もいる。

ただどんな状況においても大人は働く。何らかの立場で何かを諦め何かに怒りそれでも人は食べ散歩し、zoomもこなして日銭を稼ぎ、日々を生きていかなくてはならない。

左右社さんはきっと「いまこの事態を記録しておかねば忘れ去られてしまう」との危機感から各方面に依頼したのだと考える。

人類はこの災いに1年以上手こずっている。左右社さんが覚悟を持ってこの本を“緊急”出版した時には、ここまで長期戦になるとは想定していなかったのではないか。

これを読了した人は思うだろう。その後人々はどう生きているのか。

仕事本 裏表紙

2021年の夏を迎えても。

“人類がコロナに打ち勝った”とは決していえない2021年の夏である。その最中に世界規模の祭典をこの国が背負うのも因果なことだ。

左右社さんには2021年秋版の『仕事本』を作っていただければなと思う。

祭典が終わりどう感じたのかを知りたい。

この一年でコロナに関する書籍は数えきれないほど店頭に並んだ。だが市民の日記というルポタージュは、医学者や政治論者からは見えないものが見えるはずなのだ。

 

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