本が読みたくなる 川上未映子氏『黄色い家』。2023年2月20日発売。本の重みは花の濃密な人生そのもの。 読売新聞朝刊で連載されていた川上未映子さん『黄色い家』。2023年2月20日、中央公論新社より単行本が発売となりました。ずっしりと重みのある本です。本屋さんで手に取って確かめてみてください。 この記事では冒頭部分のあらすじをサラッとご紹介しています。 本が読みたくなる新刊を読もう文芸 小説
本が読みたくなる 朝井リョウ氏『正欲』。無邪気は邪気だと言い放つその理由。 『正欲』とは一瞬目を疑うタイトルだと思います。朝井リョウ氏から投げられるのは、変化球のようでいて実は真っ向勝負。混乱して受け止めきれない読者続出しています。導入部分で結論が示されるので、なぜそこに至ったのか、語り手は何に絶望しているのか、を考えながら読んでください。稲垣吾郎氏主演で映画化されるそうですね。この世界の映像化、怖いもの見たさ。 本が読みたくなる文芸 小説ジェンダーを考える本