本が読みたくなる 『マチズモを削り取れ』武田砂鉄氏 ジェンダーについて考える第一歩。 ジェンダー論を読み込む、となるとちょっと敷居が高いな。しかしこの世で感じる「性差」について思うことはあるんだな。憤慨していること、秘かに涙を流していることもあるだろう。そんな皆さんにぜひ読んでいただきたい本です。砂鉄さんはなぜここまで「何気ない差異」について敏感なのか。それにも驚かされつつ読みたい本です。 本が読みたくなる新刊を読もうジェンダーを考える本
本が読みたくなる 原田ひ香 氏『三千円の使いかた』、小さなお金を大切に育むこと。 この物語には、祖母・母・長女・次女 それぞれに幸せを感じたり、悩んだりします。まるで令和版『細雪』みたいだなとか思いました^^ 四人四様、これからの人生を歩むにあたってお金の問題に直面するのです。 それぞれどう改善しようとするのか、マネーリテラシーが問われるような小説なのです。 本が読みたくなる新刊を読もう文芸 小説
本が読みたくなる 『閉経記』伊藤比呂美氏、この本を手に取った人はお年頃。 伊藤比呂美さんのこの本を読んでみようと思わせたのはやはり『閉経記』というエキセントリックなタイトルのおかげだと思います。 老いに差しかかる、いやでもまだまだ!とあらがう時期の50代の比呂美さんのこれぞ赤裸々なエッセイです。 本が読みたくなる文芸 小説ジェンダーを考える本