2022年– date –
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【本を売る人】『一万円選書』から考える、本を勧めること。書店のあり方。
北海道の書店主さんがあなたのために約一万円分の本を選んでくれます。でもお勧めの本って、どう判断するんだろう。そこには店主の岩田さんの想いがあります。岩田さん... -
川上未映子氏『黄色い家』。本の重みは花の濃密な人生そのもの。
読売新聞朝刊で連載されていた川上未映子さん『黄色い家』。2023年2月20日、中央公論新社より単行本が発売となりました。ずっしりと重みのある本です。本屋さんで手に取... -
フェミニズムの基礎を学ぶための2冊。第2回『フェミニズムってなんですか?』を読み解く。
東大教授である清水晶子氏がフェミニズムの歴史と本質をかみ砕いて語るのが今回の1冊です。フェミニズムに興味をもったきっかけはきっと人それぞれ。玉石混交の情報に触... -
フェミニズムの基礎を学ぶための2冊。第1回『女ぎらい ニッポンのミソジニー』を読み解く。
ひとまず「ミソジニーってなんですか?」というご質問にお答えしなければ。ミソジニー:女性嫌悪、「女性蔑視」という単語が最適訳とのことです。ジェンダー研究の第一... -
【本を売るひと その8】書籍の発注で大切なのは予測を立てること。
書店員稼業にも慣れてきたあなたでしたら、棚に並べる書籍の発注も任され始めるのではないでしょうか。 先輩は常にそばに居るわけではありません。あなた一人で判断して... -
【本を売るひと その7】書籍が返品できるのはどうして?~雑誌の返品を例に考える~
書店で働いている皆さんは、飲食店やそのほかの業種の小売りで働いたことはありますか?仕入れた食材、入荷陳列させた商品。値下げしてでも売り尽くすか、業者に安価で... -
『生のみ生のままで』綿矢りさ氏。まっすぐな想いを受け止めた先を見てみたい。
逢衣と彩夏。このふたりの女性が、雷に打たれたような恋を始める。許すとか認めるとかそんな陳腐な言葉は必要なのかな。こんなに彼女たちはまっすぐなのに。人は日々、... -
【本を売るひと その6】番線印とスリップ。番線とは?スリップレスのいま。
書店員に必須のアイテム、番線とスリップ。番線印(番線を記したはんこ)は今のところ生き残っています。ただスリップレス化は進行していますね。POSシステムが広がって... -
【本を売るひと その5】「客注」で大事なことは2つ!! 検索スピードと接客。
発注はお店の要。店舗の棚充実のための発注、大々的に仕掛けて大いに売ろうとする発注など、経営の根幹にかかわる大事な仕事です。 ただ新人書店員さんが売り場に出てま... -
『女が死ぬ』松田青子氏。直接攻撃しないクレバーな短編集。
強烈なインパクトを持つタイトル『女が死ぬ』。松田青子さんの描く「女に対する定義の理不尽さ」にいちいち「わかる~」と声が出ます。凝縮された53本の短編たちから繰... -
【本を売るひと その4】書籍を棚に入れていこう!
今朝入荷した書籍の各ジャンルへの振り分け、無事に終わりましたでしょうか? では、間髪入れず台車の上の書籍を棚に入れていきましょう。書店員の実力が試される仕事。... -
【本を売るひと その3】荷物の仕分けは鬼速&精密なジャンル分けが必要です。
書店に朝から出勤されている方には、開店前に大一番が待っています。それが”荷物の仕分け”です。オープン時刻に書籍の棚入れが完了しているお店はほんとすごいです。事...